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ものづくり学校創設

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自動車部品メーカーの西尾精密(静岡県浜松市、西尾真之社長)
http://www.nishioseimitsu.co.jp/
は来年、自社技術を一般に公開、数億円をかけて技術者を育成する「ものづくり学校」(仮称)を創設する。

金型製作などのノウハウを一般に公開し、他社の若手技術者育成を手助けする。
中小企業が外部に門戸を開いた私設のものづくり学校を開設するのは極めて珍しい。
人材育成を通じて大手企業とのパイプをつくり、自社の受注増にもつなげる考え。

同社の売上高は約10億円。
同社は中小企業であるが、“冷間圧造加工”という技術を最も得意とし、金属を常温で粘土のように加工、複雑な形状の部品を製作できる優れた技術を持つ。
このため、10年以上前から研修目的で他社の若手技術者を受け入れてきた。
受け入れ人数は毎年、数人だったが製造技術を教える専門の学校を立ち上げて、年間100人以上の生徒数を受け入れられる体制を整える。

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「ものづくり学校」は、特定非営利活動法人とする予定。
西尾精密の社員が製造技術の講師を務めるほか、大手企業の退職者らを招いて、品質管理や生産管理などの講座も開くなどの展開も考えている。