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交渉の妨げはあなたの“くせ”にある!?

人間にはさまざまな“くせ”というものがあります。
日常生活の中で、あなたはどのような“くせ”をお持ちですか?
日常行動において、
私たちは認識できる意識は約3%しかないと心理学では言われています。
残りの97%は、無意識にコントロールされています。


もちろんあなたも例外ではありません。

“くせ”とは、この無意識にコントロールされている行動と言っても過言ではありません。
あなたの周りで、
「いや〜、昨日心臓を動かすのを忘れていて、死ぬところだったよぉ〜。」
などと会話しているのを聞いた事ありますか?
ないですよね!!
無意識に身体をコントロールする『ホメオスタシス(恒常性維持機能)』という機能があるからです。 私達にこのような無意識機能が備わっていなかったら体を維持するだけで毎日忙しくて 新しいことを学び、趣味を楽しむ余裕はまったくないでしょう。

このような機能も含めて行動の97%を支配している“あなた個人としてのくせ”の良し悪しで人生が大きく左右されてしまうということです。 もちろん、交渉事においても言うに事足りません。

交渉事やコミュニケーションにおいて、思うような結果を導き出せないならば

ごめんなさい!

その原因はあなたの“くせ”にあると考えてほぼ間違いないでしょう。
交渉を成功させるためには“くせ”を認識しておく必要がある訳です。

それでは、交渉時(日常のコミュニケーションも含む)における あまり好ましくない“よくあるくせ(反応や対応)”を、3つご紹介致します。

1.“反撃”
相手が強い口調でその場を押し切ろうとした時、 あるいは相手から攻撃を受けたと感じた時、 反射的に同じような強い口調で反撃してしまうパターンです。 力に対して力で応戦すれば、当然ながら力の強い方が勝ち(強制)、 双方互角の力であればお互いが疲弊し、人間関係が悪化します。

身近な関係での交渉シーンでよく見受けられるパターンです。


2.“譲歩”
交渉事の結末をまったく想定せず、その場をしのぐために、 反射的にいつも譲歩してしまうパターンです。 結果として交渉事の主導権はつねに相手に握られ、 あなたが欲しい結果を得ることは難しいでしょう。 まるで肉好きの猛獣にステーキを与え続け、 さらに手のつけられない獰猛な猛獣へと成長させていくようなものです。

いわゆる『お願い営業』に頼る営業パーソンが陥りやすいパターンです。


3.“断絶”
ある状況下において反射的にその状況や相手との関係を切りにかかるパターンです。 意外にもビジネスの交渉現場で頻繁に行われています。
「理解できない相手が悪い!」といった決めつけが原因です。 しかし、今ある関係を断絶する代償は、非常に大きいという事を肝に銘じておかなければなりません。


反射的、無意識に反応をしてしまう“くせ”の怖さです。

プロの交渉人には決して存在しない“くせ”です。 交渉が下手な人の多くは、この3つのパターンに当てはまっています。

“くせ”は時間を要した反復によって形成されるものです。 今後さらなる交渉力を習得しようとするならば、 “正しい交渉のあり方とやり方”をまずは意識して反復していく必要があります。

ある程度の時間と努力を惜しまないで頂き、 最終的には交渉におけるあなたの “新しいくせ”にしてみてはいかがでしょうか。

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